5/24 臨床美術『コラージュ 私の手』レポート

毎月、1〜2回のペースでアトリエを開催していますが、時間が過ぎていくのが本当にあっという間。

すでに数ヶ月先のプログラムまで考えていますが、いつも同じことをするわけではないので、毎回楽しみな気持ちと共に心地良い緊張感があり、当日を迎えるまでに何度も試作を重ねています。

今回のプログラムは『コラージュ 私の手』


まずは自分の手をじっくり見つめ、親子でどんな手の形にするかを考えるところからスタートしました。


指を一本一本観察したり、手を広げたり、重ねたりしながら、手のかたちや特徴に目を向けていきました。

子どもたちの小さな手と、お母さんのあたたかくて大きな手。

触れ合う時間は親子にとっても特別なひとときです。

わたしがかたちの提案をはじめる前から、次から次へと瞬く間に自由で豊かなかたちが生まれていました。

手のかたちが決まったら、色紙を自由に切り、貼り重ねながらさらに表現を広げていきます。

鮮やかな色彩や大胆な構成は、まるでマティスの切り絵作品のよう!


色やかたちの組み合わせを楽しみながら、子どもたちはもちろん、大人も夢中になって手を動かしていました。

同じ「手」をテーマにしながらも、それぞれの感性が光る個性豊かな作品が完成しました。


完成した作品を並べてみると、一つとして同じ表現のものはなく、それぞれの発想やストーリーが表れていました。

鑑賞会でみんなの発表を聴くのが、いつもとても楽しみです。


自分の手を見つめ、かたちや色の組み合わせを探ったり出会ったりしながら
日々の忙しさの中では見過ごしてしまいがちな瞬間を、作品の中へ残すことができたのではないかなと思います。