『紙やすりに描く色面デザイン』
4/26 臨床美術『紙やすりに描く色面デザイン』レポート 「えーっ、これに描くのー?」 紙やすりを渡したとき、みんな一斉に触りはじめました。 ざらざらしていて、いつもの画用紙とはまったく違う感触。 どうやったら子どもたちが楽しんで取り組めるか、私なりの声がけの方法を毎回考えるのですが、今回、ニヤっと笑ってくれたのは子どもだけではありませんでした。その瞬間が、最高にうれしいです。 そしてオイルパステルを走らせた瞬間、空気が一気に変わっていきました。 紙やすりは、色をぐっと掴んでくれる素材。軽く描いても色が鮮やかに浮かび上がります。 重ねるたびに、ざらざらの粒の間に色が入り込み、 青の上にオレンジ、ピンクの上に黄緑と思いがけない色の混ざり方が生まれていきました。 きれいに塗るだけではなく、どうやろうかな?を楽しむ時間。 素材に触れ、色に驚き、偶然を楽しむ。 描いていくうちに、それそれの好きなものやストーリーが生まれ出す。 お待ちかねの鑑賞会の時間 みんなの紙やすりの上には、それぞれの小さな冒険の跡が、たくさん残っていました。