atelier OCCO | アトリエ・オッコ

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2026.10.28

[講師より]

オッコラム5 その場にいる、ということ。

私には、現在中学生と高校生の子どもがいます。 二人とも小学生の頃から学校でノートパソコンが配布され、宿題や課題の提出はクラウド上で行い、発表のためのスライドをつくったり、動画を編集したりすることも、ごく当たり前のようにこなしています。 そんな姿を数年前から見てきて、ほんの短い間に、デジタル技術がこれほどまでに社会に浸透し、進化していることを実感してきました。 そして今、AIの登場によって、その変化はさらに加速しています。知りたいことはすぐに調べられ、文章も画像も簡単につくれる。便利になったことはたくさんありますし、その恩恵は私自身も感じています。 一方で、これからの時代、人間にとって大切なものは何だろうとよく考えます。 私は、実際に体験すること、五感を使うこと、そして人と同じ空間で時間を共有することではないかと思っています。 その場で感じる空気や匂い、温度、誰かの声や沈黙。 私たちは、言葉にならないたくさんの情報を、知らず知らずのうちに受け取っています。 ワークショップをしていても、そんなことを感じる場面があります。 以前、息子から「あのとき、お母さん、あの子は本当はこう言いたかったん

蕾の家 親子アート教室

8月。鎌倉・蕾の家にて親子アートプログラム「お絵描き昆虫採集」を開催しました。 今回のテーマは、夏の昆虫たち。 身近な昆虫から、普段なかなか出会うことのない不思議な昆虫まで、さまざまな虫たちの姿や特徴に目を向けながら、制作を楽しみました。 「住んでいる場所の近くには、こんな虫がいるよ!」そんな身近な昆虫のお話から、私自身も初めて知った「ジンガサハムシ」という昆虫のエピソードまで、次々と楽しいお話が飛び出しました。 まだまだこの世界には、美しい知らない生きものがたくさんいるのだと、私もすっかり好奇心をくすぐられました。 昆虫の世界は、知れば知るほど不思議でいっぱい。 小さな体に隠された美しい色や模様、ユニークな形。 じっくり眺めてみると、思いがけない発見があります。 今回はお母さまたちも一緒に制作に参加してくださいました。 親子で同じテーマに向き合いながらも、それぞれに目を留めるところや、表現の仕方が違うのも面白いところ。虫だけではなく、背景にこだわりを持ったり、立体に挑戦する子も。 大人も子どもも夢中になって、思い思いの昆虫を描く時間となりました。 制作後の鑑賞会では、それぞれの作品を