atelier OCCO | アトリエ・オッコ

news 過去のニュース一覧

『招き猫づくり』

新年明けましておめでとうございます。 インスタグラムはまめに更新しているものの、HPでは久しぶりの投稿になりました。 12月に開催した『招き猫づくり』のワークショップ。 一昨年、ご好評いただいた『だるまづくり』に続いて、日本の縁起物シリーズで福を呼び込もうと、今回も平野さんに原型のデザインと制作してもらい、準備しておりました。 私自身、民藝品や日本の郷土品を見るのが大好きで、熟練された匠の技や本物には敵いませんが、子どもたちにも自然とそういった身の回りにある日本の文化にも触れられる機会になればと思い、考案したオリジナルのプログラムです。 かたちそのものだけではなく、そこにまつわる背景や想いが必ずあるのでその意味を知ることが面白いのです。 日本は八百万の神々が宿る国。 山や川、木や石、そして日々使う道具のひとつひとつに、想いや物語が込められてきました。民藝や郷土品には、暮らしの中で大切に使われ、長い時間をかけて育まれてきた温もりがあります。 上手につくることや、正解を求めるのではなく、素材に触れ、かたちや色を感じながら、自分なりに表現する時間を大切にしたいと考えています。 そうした体験を

オッコラム その2

最近のアトリエで、とても印象的な出来事がありました。 初めて参加してくれた4歳の男の子が、お母さんと一緒にアトリエのドアを開いたとき、最初は少し戸惑った表情をしていて、すぐに帰ろうとしていました。 『ぼくはうまく描けないんだよ・・』と少し寂しそうにつぶやいたので、私はすぐに 『うまく描かなくていいんだよ。楽しく描けばいいんだよー!』と伝えました。 いざ制作に入り、 色やかたちを重ねていくうちに、お母さんとの共同作業でお話ししながらどんどん夢中になり、時間を忘れたように作品づくりに没頭していました。 完成したときには表情もすっかり明るくなり、最後の観賞会でも自分でつくった個性あふれる作品について楽しそうに説明してくれました。 後日、また違う回にも参加してくれて、本当に嬉しく思いました。 これまでワークショップの参加のお申し込みが1名だったことも何度もありますが、 それでもひとりでも誰かに必要とされるならば思いきり楽しんでいただけるようにやろうと私なりに試行錯誤し真摯に向き合ってきました。 活動を続けてきてよかったな・・と心から思いました。 アートは特別な技術がなくても、誰にとっても自由で